幼稚園や保育園に入園される子供さんがいらっしゃるご家庭では、入園に向けた用品の準備をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
普段から作り慣れていらっしゃる方は言いにしても、幼稚園や保育園の入園を機にミシンを購入した、なんて方もいらっしゃるはず。
そんな方のために、かわいいおしゃれな幼稚園、保育園で使用する通園バッグの作り方を紹介します。
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かわいいおしゃれな通園バッグの出来上がりサイズ
ピンク地に白の水玉と水色と白色の配色がおしゃれでかわいいレッスンバッグ。通園バッグとか幼稚園バッグとか、園によって呼び方は様々。
そして、サイズなども様々に指定がある場合もあるようです。切り替えのあるものだと切り替え幅によって印象が異なることもあるかもしれません。
今回作ったレッスンバッグのサイズは、このようになっています。
材料は、ハンプの生地の上に、薄いリネンの生地を重ねて縫い合わせ、切り替えのように見せています。帆布は切り替えてしまうと、縫い代に何枚もの生地が重なり合うことになり、ミシンの針が目とびしたり、縫いにくかったりします。
その為、ハンプの生地は切り替えは入れず、配色の生地を上からたたきつけることで配色のように見せています。
帆布なので、通園バッグの定番ともいえるキルティング生地よりもしっかりとしていて、カバンの形状も保ちやすいのが特徴。
帆布の生地も、写真のような水玉からチェック生地などまでいろいろあるので、お好みの生地を見つけて作ってみて下さいね。
そして持ち手も、水色と白色の生地をたたきつけることで、バッグ本体の切り替えと関連するデザインにしています。
生地を重ねて縫うことでデザイン面でかわいいだけでなく、アクリルテープの持ち手を使用しなくても、共布でも丈夫な持ち手にすることができます。
生地サイズ|使用した生地は、ハンプと無地リネン色
今回の水玉切り替えレッスンバッグで使用している生地は3種類。水玉の帆布と水色と白色のリネン。今回はリネン100%を使用しましたが、もちろん綿100%でも構いません。
綿100%のブロード生地は、カラーも豊富なので、配色の組み合わせはお好みで選んでみても楽しいですね。
水玉帆布/ハンプの型紙サイズ
園指定のサイズがある場合には、ハンプの本体生地でサイズ変更します。上記サイズは、縫い代2cmを含み、出来上がりサイズは、横約40cm、縦約28cm、マチ約5cm。
2~3cm大きくする場合は、この帆布の部分を大きくします。その場合、裏地や配色布も大きくします。
裏布サイズ
今回は裏布に、白色のリネンを使用しました。お好みの生地を選んでみて下さい。内布にはポケットが一つついています。
配色布のサイズ
今回は配色布もリネン100%。色の組み合わせは、お好みで変えてみて下さい。
持ち手の作り方
持ち手は、ハンプの上に白色の生地と水色の生地をたたきつけています。
水色の帆布を3つ折りにします。この時、布端を後からたたきつける白色の生地の下に隠したいので、布端が中心に来るように折り曲げます。
ここでは2cm幅の持ち手なので、2㎝幅に折り曲げて、残った縫い代が1.3cm程になるようにアイロンで折り目をつけます。
白色と水色の生地もアイロンで折り目をつけます。水色は約0.8cm程、白色は約1.5cm程の幅になるようにします。
この時もし手間でなければ、厚紙などで予め7mm幅、15mm幅の細長い型紙のようなものを作っておき、それに生地を巻き付けるようにしてアイロンをかけると、キレイに出来上がります。
厚紙は特別なものでなくても、カレールーが入っていたようなパッケージの厚紙で十分です。
内ポケットの作り方
裏布のポケットを作ります。ポケット口は、1cm折り、さらに1.5cm折り曲げてアイロンで折り目をつけておきます。
横と下の部分は、1cmの縫い代で折り曲げます。ポケット口のステッチは、コバステッチ(1~2mmほどの細いステッチ)で縫います。
ポケット口がコバステッチで縫えました。
ポケットを裏布に縫い付けます。ポケットと裏布の中心を合わせ、裏布の上部から7cmの部分にポケットを付けます。
ポケットの 縫い代は、ポケット口はダブルステッチ、周りはコバステッチします。
本体
【動画】
まとめ
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最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。