型紙なしで作れるななめがけバッグの作り方を紹介します。たっぷり入る大きめバッグだから、子供とのおでかけやちょっとした旅行にも役立ちそうです。
バッグの中には内ポケットもあります。表地と裏地の組み合わせであなたなりにアレンジしてみて下さい。
Contents
型紙なしでななめがけバッグを簡単に作る方法
型紙なしで作る斜め掛けバッグの出来上がりサイズ、作り方、おすすめ生地を紹介します。
出来上がりサイズ
型紙なしで作ることの出来る斜め掛けバッグ。ひもが長すぎないから、ショルダーバッグとして肩から掛けてもさまになります。
出来上がりサイズ:よこ約46cm × たて約44cm × マチ約6cm
生地サイズ
生地のサイズは、50cmのハギレ2枚で作ることも可能。その場合は、持ち手に切り替えを入れて下さい。また、アクリルテープなどの付属をひもに使っても代用することができます。
表地|用尺80cm~50cm
ひもを表地にする場合には、ひもの長さ分の生地があるといいです。ですが、ひもに縫い目を入れてつなぎ合わせても作ることができます。
大きめのバッグなので、小柄な方は、小さめにしてもいいかもしれません。
裏地|用尺50cm
裏地には、ポケットを縫い付けています。ポケットのサイズは、何を入れたいかに合わせて、大きくしたり小さくしてもいいです。
今回は、1つのポケットにしています。ポケット出来上がりサイズは、たて16cm×よこ18cm。
ポケットの作り方と付け位置
ポケット口は、三つ折りにします。今回は、1cm折り曲げ、さらに2cm折り曲げています。縫い代は3cm。お好みで三つ折り幅は調節してください。
横と下の縫い代は、1cmにしています。
ポケット付け位置は、裏地の上と横の布端から14cm離れた位置につけます。ポケットサイズを変更している場合は、バッグの中心に来るように付けます。
ポケットの口は、力がかかりほつれやすくなるので、ダブルステッチにしています。お好みで、すべてダブルステッチにしても丈夫でいいですね。
バッグ本体(表地・裏地)の縫い方
バッグ本体は、表地、裏地共に、1cmの縫い代で縫います。裏地は、底の部分に15cm程縫わずに返し口を作っておきます。
マチを縫います。今回は、6cmのマチにいていますが、お好みで加減してください。
表地も、裏地と同じように1cmの縫い代で縫います。
今回は裏地同様、マチを6cmにしています。表地、裏地のマチの長さは同じ長さにおいてください。
肩ひもの作り方と付け方
肩ひもは、約4cm幅にしています。お好みで、細くしたり太くしたり加減してください。中心に向かってアイロンで折り目をつけておきます。
布端をコバステッチします。今回は、上下ともダブルステッチにしています。
肩ひもは、バッグの脇(横)の部分に縫い付けます。返し縫いをして丈夫にしておきます。
裏地と表地を中表にして縫い合わせる
表地と裏地を中表にして縫い合わせます。写真では、表地の外側に布の表面、裏地は内側に布の表面にしています。なので、表地を裏地の中へ入れて重ねます。
もし逆に、表地の内側を表面、裏地の外側を表面にする場合には、裏地を表地の中へ入れると、中表に重ねることができます。
縫い代1cmでぐるりと縫い合わせます。返し口は裏地の底に開いているので、返し口を開けておく必要はありません。
表地と裏地のマチを縫い合わせる
表地と裏地がずれないように、表地と裏地のマチどおしを縫い合わせておきます。
表地と裏地の重なり合う方どおしを重ねて縫います。
シワシワっとなって、分かりにくいですが、縫う部分を間違えずに止めておきます。
マチの余分な縫い代はカットしておきます。
裏地の底に開いている返し口から、ひっくり返します。
裏地の返し口を縫う
返し口として空いている裏地の底を縫い合わせます。今回はミシンで縫っていますが、手縫いしてもいいです。
ミシンで縫い合わせています。
バッグの開き口にマジックテープを縫い付ける
バッグの開き口にマジックテープを縫い付けます。マジックテープの他にも、磁石で出来たマジックホックや、くるみボタンなどにしてもいいです。
バッグにステッチする
バッグの開き口にコバステッチと3.8cmのステッチをします。今回は、太めのステッチ糸を使用しました。お好みでダブルステッチにしたりしてもいいです。
【動画】ななめがけバッグの作り方
型紙なしで作る斜め掛けバッグの作り方を動画でも解説しています。
斜め掛けバッグにおすすめ生地3選
ななめがけバッグやショルダーバッグにおすすめの生地を3種類紹介します。写真と動画では、8オンスムラ糸デニムとヒッコリーストライプを組み合わせました。
デニムは、何を作ってもかわいく出来上がるので、デニムと何かお好みの生地を組み合わせてみるのもいいかもしれません。岡山児島の8オンスデニムは、縫いやすいのに独特な雰囲気のある作品になるのでおすすめです。
ななめがけに限らず、バッグにおすすめなのが帆布。それもカラーが豊富にそろった帆布ならお好みのカラーが見つかるはず。
帆布の中でもナチュラルな雰囲気のリネンの帆布。カラーが豊富なのに、渋い味のある色が揃っているのも魅力。
帆布はしっかりとしているので、裏地なしでもいいかもしれませんし、裏地も薄手のブロードのような生地で作ってみてもかわいくなりそうです。
まとめ
『ななめがけバッグの作り方|型紙なしで簡単に作る方法をていねいに画像で解説』としてまとめてきました。バッグの開き口は、マジックテープを付けました。
他にも、可愛いクルミボタンを付けてもいいですし、切り替えを入れてみてもいいかもしれません。あなたなりにアレンジして作ってみて下さいね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。