防護服や防水シートに使われることの多いタイベックという生地をご存知でしょうか。アメリカのデュポン社が開発した素材。簡単に言うと、高密度の不織布。
手作りされる方からすると不織布というと、手芸に使ったりするフェルトを思い浮かべる方も多いかもしれません。子供の頃、習字をするときに習字紙の下に敷いていた黒い布。あれがフェルトです。
ですがデュポン社が開発した高密度の不織布は布というよりは、紙と言った感じ。でも扱い方次第でおしゃれに変身するんです。
このページでは、タイベック生地を利用したマルシェバッグの型紙を紹介します。
タイベック生地のマルシェバッグの無料型紙|Free pattern of Marche bag of Tyvek fabric
アメリカのデュポン社が開発したタイベックという生地。アメリカなどでは、荷物の包装に使われたりもするとか。
包装用のタイベック生地をリサイクルしている動画なんかもありますね。今回使用したのは黒のタイベック生地。最近では、インターネットで購入できたりするので、試してみると面白いかもです。
型紙で作れるのは、こんなマルシェバッグ。驚くほど軽くて丈夫なので、日々のお買い物バッグにおすすめです。

型紙は、A4サイズの用紙に印刷すると7枚になります。7枚の用紙をつなぎ合わせて利用してくっだ際ね。画像をクリックするとPDFファイルが開きます。






印刷したA4用紙は、このように張り合わせます。

タイベック生地を縫う時のポイント
タイベック生地は紙のようにハリのある生地。布地のような柔らかさがないのが難点かもしれません。丸底のマルシェバッグを作る時には、このタイベックの生地の張り感は底を縫う時にかなり苦戦するかもしれません。
正直に言うと、管理人もタイベックの生地の硬さに苦戦しました(汗)。

そこで、タイベック生地は紙のようで紙ではないので、くしゃくしゃっとして張り感を無くしてしまえば布地のように扱うことができます。
底を縫う時には、底の生地だけでもいいので一度くしゃくしゃっとタイベック生地を丸めて張り感を無くしてしまうと上手く立体的に縫い合わせることができます。

今回使用したタイベック生地はこちら。
まとめ
『タイベック生地のマルシェバッグの作り方【無料型紙付き】How to make Tyvek fabric Marche bag [with free paper pattern]』としてまとめてきました。
タイベック生地の紙のような張り感がありながら、皮のような丈夫さが魅力的だなと思って使ってみました。丸いマルシェバッグをあえて硬い張り感のあるタイベック生地で作ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
おもしろい生地なので、他にもいろいろなアイテムを作ってみますね。随時更新しますのでお楽しみに。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。