スカートの中でもとても簡単に作ることの出来るギャザースカート。サーキュラースカートのように、生地を丸く裁断することもないので簡単に作ることができます。
ですがウエストに生地が集まるために、モコっとして太ってみえてしまう、なんてこともあるのではないでしょうか。
ここでは、ウエストボリュームをダウンさせて、すっきりシルエットのギャザースカートの作り方を紹介します。
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【サイズ】ギャザースカート ウエストゴム64～90㎝
ウエストボリュームを押さえたギャザースカート。ウエストサイズは、ゴムで64～90㎝まで広がります。
ヒップ90㎝までの方まで着用できるサイズです。ウエストベルトやゴムなどのサイズを広くすれば、それ以上のサイズにすることも可能。
【材料】ウエストすっきりギャザースカート用尺110㎝巾×2m
ウエストのボリュームを押さえて作るギャザースカート。用尺は、110㎝巾の生地が2m。チェックの柄で作る時には、あらかじめ柄合わせをして、1mずつに裁断しておくと、柄合わせが楽です。
生地の他にウエストに使用するベルト芯とウエストゴムを下記のように使用します。
今回の出来上がりサイズは、ウエストゴム最大で90㎝まで伸びます。ヒップ90㎝までの方に着用していただけるサイズです。
もう少し大きくする場合には、ウエストベルトやゴムをもう少し長くし、プリーツをたたむ分を少なくしたり、ギャザーを寄せる分を少なくすることで、大きくすることができます。
2mの生地を柄の入り方が同じになるように1mずつに裁断したら、ポケットとウエストベルトにする部分をカットします。
チェックの柄の大きさにもよりますが、20cm～25㎝ほどの幅に縦地の目で裁断します。
細長く裁断した生地を2枚重ねてポケットを裁ちます。ポケットは、底でわにして裁ちます。
24㎝ほど重ねてわにし、以下のようなサイズで裁断します。
ポケットを広げるとこのようになります。
残りの生地でウエストベルトを裁ちます。柄が合うように裁断しておきます。
ウエストベルトのサイズはこのようになっています。
【作り方】ギャザースカートのウエストボリュームダウンする方法
ウエストのボリュームがでがちなギャザースカート。ですが、あらかじめ生地にプリーツを取ることでボリュームを男させています。
プリーツのたたみ方
プリーツの入ったギャザースカート。プリーツは、チェックの柄に合わせてたたんでいきます。今回の生地は、このようにチェックの柄の同じ部分でプリーツをたたんでいます。
ヒップのサイズを大きくしたい場合には、チェックの柄をたたんだ状態が、生地が伸びる最大の寸法なので、ヒップ寸法よりもプリーツをたたんだ後のサイズが大きくなるように、たたみ分を調節します。
柄に合わせてプリーツをたたみ、上から13～14㎝ほどのところを縫います。
スカートの表面からみるとこのように柄がキレイにそろっています。
スリットポケットの付け方
スリットポケットは、上から5cmの位置にポケットを付けます。ポケット口15cmのみ縫い、切込みを入れロックミシンで始末しておきます。
ポケットを後ろ側に倒して、ポケット口に5㎜幅のステッチを入れておきます。
ポケットの布を重ねて、縫い代1cmで縫い、ロック始末しておきます。
ポケットの底は、わになっているので、ロックミシンはかけなくても良いです。
後ろスカートを中表に重ね合わせ、縫い代1cmで脇を縫います。この時、ポケット口を縫ってしまいがちなので、ポケット口を少しずらして脇を縫います。
ウエストベルトの付け方
ウエストベルトを作っていきます。ウエストベルトの細長い生地をわにして縫います。
半分に折り、ギャザーを寄せておいた前スカートと、ギャザーを寄せない後ろスカートと縫います。動画では、縫い代は2㎝にしています。
ウエストベルトとゴムを通す部分を残して、ロック始末しておきます。
ウエストベルト芯とゴムを縫い合わせ、ゴム通し口から通します。
前見頃にベルト芯、後ろスカートにゴムが通るようにしたら、ベルト芯とゴムを縫い合わせます。
ベルト芯とウエストゴムがずれないように、脇の部分で縫い止めておきます。
裾の縫い方
裾を三つ折りしてステッチをかけます。
スカートの長さを少し変更する際は、裾の三つ折りの幅で調節しても良いです。
まとめ
『ギャザースカートの作り方♪型紙なしでウエストボリュームダウンして作るには？』としてまとめてきました。
ギャザースカートは長方形の生地のウエストと裾を縫って作れる、簡単なスカート。ですが簡単なだけに、生地のボリュームが出過ぎて、せっかく作ったのに思ったようにスッキリ着られなかったなんて経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時には、ここで紹介した、あらかじめプリーツを取る方法でギャザースカートを作ってみていただけたら、すっきりとしたシルエットのギャザースカートになるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
