幼稚園や保育園などの入園準備となるとお弁当を入れたりコップを入れたりする巾着袋、必要になるのではないでしょうか。
買ってしまってももちろんいいのですが、出来ることなら子供が喜ぶものを作ってあげたい。そんな方もいらっしゃるかもしれません。
ですが手作りが苦手、あまり手の込んだ難しい巾着袋は作りたくない、そんな方に向けて、簡単に作ることの出来る巾着袋の作り方を紹介します。
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簡単に巾着袋を作るには、ピンキングばさみで生地をカットする
布小物を作るとき、気になるのが布端の始末ではないでしょうか。ロックミシンでかがったり、裏地ありのものにしたり。
ですがロックミシンも裏地もなしで巾着袋を作る方法。それが、生地を裁つときにピンキングばさみで生地をカットすること。
ロックミシンでかがるほどの耐久性はありませんが、生地端ばすぐにほつれてくることを防ぐことはできます。
ピンキングばさみとは、ハサミの刃がギザギザになっているので、記事自体をギザギザに裁断することができます。
高いものだと4,000円近くするものもありますが、手ごろなものだと1,000円台で購入できるものもあります。
ピンキングばさみでカットするコツとしては、カットするラインをギザギザの山の部分に合わせるか、谷の部分に合わせるかを統一しておくといいです。
ピンキングのギザギザの幅は、5mm近くあるので、裁断した生地が真四角にならなかった、なんてこともあり得ます。
巾着袋の出来上がりサイズ20cm×16cm
ロックミシン無し裏地なしで作る巾着袋の出来上がりサイズは、このようになっています。
子供が使うプラスチック製のコップ1個が入るくらいの大きさです。マチなしにしています。
巾着袋の材料は?
巾着袋に使うのは、たて18cm、横24cmの生地2枚です。生地を裁断するときには、ロックミシンで裁断します。
巾着袋を縫う手順
①まず、縦と横を縫い代1cmで縫います。
片方の端は布上部から8cm程は縫わないで開けておきます。ここがひも通し口となります。
大きめの生地があり、輪で裁てる場合には、写真の左側縦方向か、横方向を輪にして裁ちます。
縫い代1cmとして見ているので、わにする場合には、縫い代1cm×2枚で、写真のサイズより2㎝小さくします。
巾着の底部分をわにする場合には縦23cm×2枚=46cm。たて46㎝×18cmの生地1枚。
よこ部分をわにする場合には横17cm×2枚=34cm。たて14cm×横34㎝の生地1枚となります。
②縫いどまりの縫い代を割り、コの字型に縫います。
③上部を3つ折りし、ひもを通るようにします。
④ひもを通して完成です。
動画で巾着袋の簡単な作り方を解説
動画の中で使用しているアクリルひもは、5mmほどの幅のMサイズ。小さめの巾着袋なので、細めのひもでもいいかもしれません。
まとめ
『 巾着袋の作り方|簡単な裏地なし&ロックミシン無しで作る方法を解説』としてまとめてきました。
ロックミシン無し、裏地なしの簡単な巾着袋の作り方を解説してきました。ロックミシンで布端を始末するよりも簡易的な作り方です。
お洗濯を重ねると、布端から糸が出てくることもあるかもしれません。そんな時には、裏地ありの巾着袋を作ってみるのもいいのではないでしょうか。
裏地ありの巾着袋の作り方も随時更新しますのでお楽しみに。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。