このページでは、バストラインから広がるプリーツがポッコリお腹もカバーしてくれる、Aラインのフレアーブラウスと足首の細さを強調したテーパードパンツのセットアップの作り方を紹介します。
大人体型の体型カバーをしつつも、セットアップだからちょっとしたおしゃれ着としても来ていただくことができます。
型紙なしで作りますので、気軽に作ってみてくださいね。
Contents
ウエストインしてもしなくても楽しめる
大人体型のお悩みの一つ、ポッコリとしたお腹。でもそんなお腹もなかったことにしてくれるのが、胸元からプリーツが広がるAラインブラウス。
気になる二の腕は思い切って出してしまっても、ボリュームのあるブラウスの裾のお陰でそんなに太く目立つことはないのではないでしょうか。
パンツは、裾に向かって狭くなるテーパードパンツだから、足首を細く見せる効果も。
【サイズ】Aラインブラウス身巾102㎝&テーパードパンツウエスト66~96㎝
気になるお腹周りをカバーしてくれるAラインブラウス。身幅は102㎝、着丈は61となっています。165㎝の管理人が着ると、写真のような感じ。
お尻をすっぽり隠したい、なんて方は、着丈をあと5㎝~10㎝くらい伸ばしてもいいかもしれません。
パンツは、裾に向かって狭まっていくテーパードパンツ。足の中でも足首って、太ももやふくらはぎと比べると細いのではないでしょうか。
そんな足首で細くなるテーパードパンツだから、もたっとせずに、軽快な感じで着ることができるはず。
【材料と裁断方法】用尺は135㎝巾×2.5m、110㎝巾×3.2m
今回のセットアップは、135㎝巾の生地を2.5m使用しました。裁断方法は、こんな感じ。
それぞれのサイズは後述しますが、こんな風に製図していくと生地を余らせることなく裁断できるのではないでしょうか。
とはいえ135㎝の生地巾の生地って、珍しいかもしれませんね。なので生地巾110㎝の場合はこんな風に製図すると、生地の無駄がないのではないでしょうか。
生地巾110㎝の時は、用尺3.2mほど。
【製図】生地に印をつけてカットして縫うシャツ&パンツ
このページで紹介しているAラインブラウスとテーパードパンツのセットアップは、型紙なしで、生地に直接しるしを付けて裁断しています。
製図の仕方はこのようになっています。
【ブラウス】
前身頃のヨークとプリーツを製図する
Aラインブラウスの前身頃ヨークは、たて15㎝×よこ38㎝の生地にしるしを付けます。表の前ヨークと見返しのヨークの2枚を使用します。
前身頃のプリーツ部分は、たて50㎝×よこ100㎝の生地を前中心で半分の折り、製図していきます。
後身頃の肩ヨークとプリーツを製図する
Aラインプリーツブラウスの後身頃の肩ヨークは、たて15㎝×よこ42㎝の生地2枚に製図していきます。1枚に製図してしるしを付けたら、重ねて裁断するのが楽です。
後身頃のプリーツ部分は、たて50㎝×よこ100㎝の生地に製図していきます。
プリーツのたたみ方
Aラインブラウスのヨーク下は、プリーツをたたんでいます。前身頃、後身頃のプリーツは、寸法が異なっていますので、解説していきます。
前身頃プリーツのたたみ方
前身頃のプリーツは、前ヨークの寸法になるように、下記のような寸法でたたんでいきます。
後身頃プリーツのたたみ方
後身頃のプリーツは、後肩ヨークの寸法に合わせて、下記のようなサイズでたたんでいきます。
袖下のカットはプリーツをたたんでから
前身頃、後身頃ともにプリーツをたたんでステッチしたら、袖下のカーブをカットしていきます。
前身頃は、脇から4.5㎝下がった位置を下記のような形でカットします。
後身頃もプリーツをたたんだ状態で、下記のように袖下をカットします。
【パンツ】
パンツの製図も生地に直接しるしを付けていきます。前パンツは、たて105㎝×よこ35㎝の生地を2枚用意します。
後パンツは、たて112㎝×40㎝の生地を2枚用意します。
パンツの丈は、165㎝の管理人が履いても少し長めなので、身長に合わせて加減してくださいね。
ポケットは下記のようなサイズにしています。
【作り方動画】型紙なしで作るAラインプリーツブラウスとテーパードパンツ
まとめ
『プリーツブラウス&テーパードパンツの作り方♪Yラインで体型カバーときれいさを叶えるセットアップ』としてまとめてきました。
Aラインブラウスとテーパードパンツの個性的なセットアップ。大人体型のカバーには、もってこいな気がします。
少し光沢のあるおしゃれ着になりそうなサテン生地で今回は作りました。お好みの生地で作ってみてくださいね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。