夏らしいローンの生地を使用したブラウスの作り方を紹介します。フレンチスリーブなので袖付けの手間がなく、手軽に作っていただけるのではないでしょうか。
製図は、無料型紙PDFを使用していただくのもよし、囲み製図を生地に直接製図してもらうもよし、囲み製図を模造紙に製図し、型紙として使用していただくのもよしです。
Contents
ドロストフリル付きフレンチスリーブブラウス♪夏の大人服
一般的な生地幅110㎝の生地、1.5mほどを使って作るフレンチスリーブのブラウスを紹介します。裏地がないシンプルなブラウスなので、洋裁初心者の方にも挑戦していただきやすいデザインだと思います。
衿と袖口は、ひもを通して生地にギャザーを寄せ、フリルのように見せています。
後ろ身頃が少し長くなっているので、シャツをボトムスに入れずに着ても様になります。
【無料型紙PDF】型紙の張り合わせ方
フリルの入ったフレンチスリーブブラウスは、PDFの無料型紙をダウンロードしていただくことも、囲み製図で製図していただくこともできます。
型紙PDFのダウンロードは下記から。
無料型紙PDFのひもは、衿のひも120㎝ほどを型紙にしています。このほかに、袖口のひも100㎝×2本もご用意くださいね。ひもは共生地で作ってもよいのですが、市販のリボンを使用したり麻製などのひもを使用しても雰囲気が変わってきます。
【用尺】用尺110㎝幅×1.5m
このページで紹介しているフリルがかわいいフレンチスリーブのブラウスの用尺は、110㎝幅×1.5m。
気軽に作ってみてくださいね。
【製図】型紙なしで作るフレンチスリーブブラウス
型紙をダウンロードして印刷する方法だけでなく、囲み製図で生地に直接印をつけて裁断していただいたり、模造紙に製図し型紙として使用していただけるように下記に製図も紹介します。
後身頃のCBでは、わにして生地を裁つようにします。後述する作り方動画の中では、裾をラウンドせずにスリットにしています。裾のデザインはお好みで作ってくださいね。
後身頃のCBはわにして製図
前身頃
衿
袖口見返しは前後それぞれ2枚ずつ
袖口の見返しは、前身頃後身頃でそれぞれ2枚ずつ必要になります。下記のオレンジの四角のようなサイズの生地を2枚用意し、裁断した生地の袖口のラインを写し取ります。
赤いラインの様に、袖口のラインを写し取ります。
袖口のラインを移したら、そのラインから3.5㎝ほど離れた位置に印をつけてラインをひきます。これで裁断して見返しとして使用します。
後身頃も同様に、下記のグリーンの四角のサイズの生地を2枚用意し、前身頃の時と同様袖口のラインを写し取り、見返しを作ります。
ひもサイズ|衿1本、袖口2本使用します
衿と袖口のひもは動画の中では、下記のようなサイズにしています。
- 袖ひも2本…3.5㎝×100㎝
- 衿ひも1本…3.5㎝×140㎝
市販のリボンやひもを使用してもいいと思います。
【生地】綿100%60ローン
動画の中で使用した生地は、60番手のローンの生地を使用しました。夏らしい透け感がありながらも綿100%なので扱いやすい程度の張りがあり、夏のブラウスにおすすめの生地です。
【動画】フレンチスリーブブラウスの作り方
まとめ
『フレンチスリーブブラウスの作り方【無料型紙】フリルがかわいい夏の大人服』としてまとめてきました。
夏らしいローン生地を使用したブラウスを紹介しました。110㎝の生地が1.5mほどで作れるので、気軽に挑戦していただきたいと思います。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。