一眼レフカメラの撮り方♪シャッタースピードを調節して動く被写体を撮る方法

カメラ シャッタースピード

一眼レフカメラは、コンパクトカメラと違って、マニュアルモード、Avモード、Tvモードなどがあります。初心者の内は、オートモードで撮るだけでも楽しいのですが、一眼レフカメラに慣れてきたら、その他のモードでも楽しみたいもの。

このページでは、Tvモードを利用して、一眼レフカメラのシャッタースピードについてまとめます。動く被写体を撮る時には、シャッタースピードの設定の違いで、写真のイメージが変わります。

 

スポンサーリンク

 

シャッタースピードとは?

シャッタースピードとは、カメラのシャッターが開いていて光を取り込む時間のことを言います。写真は、光があることで撮ることができます。

光を取り入れる時間を長くしたり、短くすることで、被写体を画像として取り込む時間が変わります。長い時間光を取り込み写真をうつすと、動く被写体の場合は、画像がぶれます。

また逆に、短い時間光を取り込み写真をうつすと、動く被写体の一瞬を切り取ることができ、画像がぶれなくなります。

動く被写体を撮る時には、どんな写真にしたいのかで、シャッタースピードを変えることで、動きのあるぶれた写真になったり、一瞬を切り取る写真になったりします。

 

シャッタースピードの変え方とは?

シャッタースピードは、30秒から1/4000まで変えることができます。シャッタースピードの目盛りの変え方はこのようになっています。

  • 30秒、15秒、8秒、4秒、2秒、1秒、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500、1/1000、1/2000、1/4000

次は、実際にどのシャッタースピードで撮るとどんな写真になるのか、3つの例を見ていきましょう。斜めに置いた板の上から糸巻を転がし、5枚連写撮影しました。

 

シャッタースピード 1/13

シャッタースピードが1秒の13分の1(1/13)で撮った写真を見ていきます。5枚の連写で撮影していますが、ほとんど糸巻がぶれて、カタチがよく分かりませんね。

でも勢いよく転がる糸巻の様子はよく分かります。

カメラ シャッタースピード

 

シャッタースピード1/50

シャッタースピードが1秒の50分の1(1/50)で撮ってみると、転がした糸巻の形が分かるようになりました。

カメラ シャッタースピード

 

スポンサーリンク

 

シャッタースピード 1/250

最後に、シャッタースピード1秒の250分の1(1/250)で撮った写真。糸巻が転がる様子を一瞬一瞬捉えています。5枚の連写をする時間も短いため、糸巻があまり進んでいないようにも感じます。

カメラ シャッタースピード

 

まとめ

『一眼レフカメラの撮り方♪シャッタースピードを調節して動く被写体を撮る方法』としてまとめてきました。静止しているものを、三脚を据えて写真を撮る場合には、あまりシャッタースピードは気にせず撮ることができます。

ですが動く被写体を撮る場合には、シャッタースピードの使い方によって、写真のイメージががらりと変わります。

動く子供の一瞬の姿を捉えたい時などは、シャッタースピードを速くして撮るといいでしょう。また、動く被写体の躍動感を伝えたい時には、あえてシャッタースピードを遅くして、被写体ブレを起こすのもいいですね。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

スポンサーリンク