カメラで写真を撮るとき、雨や曇り空だと写真が撮れないなんて思っていませんか?ですが、カメラの機能を上手く使うことで、明るい写真は撮ることが出来るんです。
ここではカメラテクニックが上達する方法として、一眼レフカメラで曇りや雨の日で太陽が出ていないときでも、光を調節して写真をとる方法を解説します。
蛍光灯や電気をつければいいと思われるかもしれませんが、蛍光灯や電気をつけなくても、カメラの機能を使うことで、自然な光の中で写真を撮ることが出来ます。
太陽光が暗い時に写真を撮るポイント
曇りや雨で太陽が出ていないと光が足らずに、暗い写真になるのでは?と思われる方は多いのではないでしょうか。
ですが、一眼レフカメラやミラーレスカメラを使用して写真を撮る場合、『露出を上げる』ことで、曇りや雨でも写真を撮ることが出来るのです。
キャノンイオスキス/Canon EOS Kiss一眼レフカメラの露出は、下記の赤丸で囲った部分に表示されています。
Avモード、Tvモード、Pモードで撮影するときには、この露出のメモリが表示されます。『+』側へとメモリを進めると、曇りや雨などの太陽光の暗いときでも明るく撮影することが出来ます。
逆に、太陽光が強く明るすぎる場合には、露出の目盛りを『-』側へと進めることで光を押さえて写真を撮ることが出来ます。
屋外での撮影の時など、太陽光が強すぎて被写体が白く色飛びしてしまうことがあります。屋外での撮影も室内での撮影も、曇りだと太陽光を適度に雲が遮ってくれます。
カメラマンさんの中には曇りの方が光が和らいで撮影しやすい、なんていう方もいらっしゃいます。
曇りや雨の日に写真を撮るデメリットとは?
曇りや雨の日に写真を撮るデメリットは、やはり暗くなりがちであるということでしょう。ですが、一眼レフカメラでもスマートフォンでも明るさ(露出)の調整をすることで、明るい写真にすることが出来ます。
一眼レフカメラやミラーレスカメラを使用している場合には、露出を調整して明るさを調節してみましょう。
曇りや雨の日に写真を撮るメリットとは?
曇りや雨の日に写真を撮るメリットは、太陽光が強すぎず、適度に遮光されるということでしょう。太陽光が明るすぎる時の方が、遮光するのが大変であったりすることもあります。
曇りや雨の日の雨雲が強すぎる太陽光を遮ってくれ、柔らかい光の中、写真を撮ることもできます。
まとめ
『カメラ上達のポイント|曇りや雨で太陽光が暗い時の写真の撮り方とは?』としてまとめてきました。写真を撮るには、光が必ず必要です。
真っ暗なところでは、写真を撮ることが出来ません。そんな光の中でも太陽光を利用して写真を撮ると、自然な明るい雰囲気の写真を撮ることが出来ます。
朝の光は、ブルーっぽいさわやかな清々しい印象になり、午後遅くの光は、一日の終わり夕焼けのような少しオレンジ色っぽい光となります。
そんな光を上手く利用して、写真でメッセージを伝えるのも素敵です。カメラ上達のポイントの一つ、曇りや雨でも太陽光を利用して写真を撮るポイントを書いてきました。
写真が上達するには、たくさん撮ることが大切。失敗なんてないので、たくさんの写真を撮って経験値を増やしていくといいですね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。