カメラを結露させない方法♪防湿庫(ドライボックス)の役割とは?

カメラ 結露

寒い屋外での撮影を終え、温かい室内にカメラとともに入ってくるときに気を付けたいのが、『結露』です。

結露というのは、窓ガラスやグラス・壁などの表面に空気中の水蒸気が付くことをいいます。冬の寒い日に窓ガラスが曇って水滴がついたり、キンキンに冷えたビールをグラスに注ぐと、グラスの外側に水滴がつきます。

カメラも、カメラ内部の温度と外部の温度の差で内部に水滴がついてしまうことがあるのです。

 

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カメラを結露させない方法とは?

そもそも結露というのは、部屋やグラスなどの内部と外部の気温差が大きい場合に起こります。ビールのグラスで言うと、キンキンに冷えたビールを注いだグラスの中は、とっても冷たい状態となります。

ですがグラスの外は、20度とか夏であれば30度近い気温となっているはず。その気温差から、温かい方の空気中に含まれる水蒸気が水となって表面に付着します。

カメラで言うと、寒い屋外での撮影を終え、温かい暖房の効いた部屋の中へカメラを持ち込んでしまうと、その気温差からカメラの表面に水滴がついてしまうことがあります。

外部の水滴とはいえ、精密機械のカメラの内部へと水分が入り込んでしまうと、カメラは故障してしまうことにもなりかねません。

カメラを結露させないためには、カメラを気温の変化に徐々に慣れさせていくことが大切です。屋外の寒い場所での撮影を終えた時には、いきなり暖房の利いた暖かい部屋へとカメラを持ち込むのはよくありません。

寒い屋外から室内に持ち込むときには、屋内であっても暖房の利いていない場所へ一時置いておくなど、気温の変化が急激にならないようにするのがポイントです。

カメラ 結露

 

結露させることのデメリット

では、カメラを結露させるとどんなデメリットがあるのでしょうか。カメラというのは、精密機械ですので水分を嫌います。

カメラ外側・表面の水分であったとしても、カメラの内部に入り込んでしまうこともあるかもしれません。内部に水分が入ると故障を起こすリスクも高まります。

カメラの内部に水分が入ることは少ないとしても、そのまま保管してしまったりすると、時には、カビが生えたりしてしまうことも。

カメラ内部やレンズ内部に生えたカビを綺麗にするには、メーカーに修理に出すことになります。修理代も高額で、新しいレンズなどを買い替えた方が安いなんてこともあるかもしれません。

結露からの思わぬ機器トラブルや修理代が発生するというデメリットが起こるかもしれないのです。

 

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防湿庫(ドライボックス)の役割とは?

カメラを保管するときには、カメラの湿度をカメラに相応しいものに保つことが必要です。カメラの内部やレンズにカビが生えたり、くもりが起こったりというトラブルが起こる原因は、湿気の多いところで長期間保管してしまったことが多くあると言います。

押し入れなどで、箱に入れたまま大事に大事に保管して置いたつもりが、湿気の多い押し入れの中でカビを生えさせてしまった、なんてこともあるようです。

カメラやレンズなどの保管に適しているのが、防湿庫(ドライボックス)です。防湿庫(ドライボックス)内部の湿度をカメラに適した、湿度に保ってくれる役割があります。

カメラを適正に保管する湿度は、30%から50%と言われています。40%の湿度を基準にしておくと間違いないかもしれません。

防湿庫をプラスチックケースなどに乾燥材を入れて、簡易的な防湿庫として使用されている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、乾燥し過ぎというのも、カメラにとっては良い条件ではありません。

あまりにも乾燥しすぎた状態だと、カメラに使用されている接着剤やゴムなどが乾燥しすぎて劣化してしまう可能性が有ると言います。

簡易的な防湿庫を使用するときには、湿度計測計なども使用しながら、適正な湿度を保つようにしてあげるといいかもしれません。

冬だから乾燥していると思いがちですが、室内は暖房やストーブを入れたりすると意外と湿度の多い状況になっていることがあります。

カメラ保管に最適な防湿庫(ドライボックス)のおすすめ商品は、カメラのドライボックス(防湿庫)おすすめ5選|価格・サイズ・おしゃれ感で厳選の記事でも書いています。

カメラ保管庫とは思えないようなおしゃれな防湿庫もあるので、押し入れにカメラを入れっぱなしの方は、防湿庫を使用するといいかもしれません。

 

まとめ

『カメラを結露させない方法|防湿庫(ドライボックス)の役割とは?』としてまとめてきました。屋外での撮影をされるカメラマンの方は、気を付けていたい結露に関する問題。

寒い屋外での撮影を終え、機材とともに温かい部屋の中へ入ってきたりすると、カメラを故障させる結露を引き起こすことにもなりかねません。

寒い屋外での撮影なんてしないという方でも、押し入れで大事に大事に保管しておくよりも、こまめにカメラを使ってあげることの方が、カメラにとっては空気の入れ替えにもなり、長期間使用することにもつながるようです。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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