一眼レフカメラ初心者の方に、canon kiss x8での撮影モードについて解説していきます。一眼レフカメラを買ったものの、いろんなモードが付いていて、どんな写真が撮れるのかよくわからない。
カメラには、シャッタースピード、絞り、ISOなどがあるのは知ってはいても、それらをどう使いこなしていったらいいのか。初心者には難しいものがありますよね。
そんな時には、カメラが自動で面倒な調節をしてくれるモード撮影が便利です。モード撮影で一眼レフカメラになれたら、マニュアルモードやTv、Avモードで撮影していくのもいいですね。
一眼レフカメラを買ってはみたものの箱から出せないでいる方もいらっしゃるかも。まずは、箱から出して、便利な撮影モードでの撮影になれるのもいいかもしれませんね。
一眼レフカメラ初心者講座|『M』『Av』『Tv』『P』とは何?canon kiss x8で解説!
M(Manual) マニュアル露出
『マニュアル露出』とは、シャッター速度と絞り数値をオリジナルで調節して撮るモードです。
Av(Aperture value)絞り優先モード
『Av』とは、Aperture value(アパーチャーバリュー)の略。絞り(F値)を優先して撮るとモードという意味。絞りの数値によって、背景をぼかしたり、遠くまでピントを合わせたりする写真が撮れます。
絞りの数値(F値)を小さくすると背景が大きくボケ、絞りの数値(F値)を大きくすると遠くまでピントの合う鮮明な写真を撮ることが出来ます。
背景をぼかしたいときにはF2.8くらい。遠くまでピントを合わせた鮮明な写真を撮りたいときは、F5.6からF13程度の絞り数値にするといいですね。シャッター速度は、カメラが自動で調節します。
Tv(Time value)シャッター速度優先
『Tv』とは、Time value(タイムバリュー)の略。シャッターを開いている時間、速度が優先されるモードという意味です。
シャッター速度を優先すると、一瞬の動きを止めた写真を撮ることが出来ます。例えば、スポーツをしている場面での一瞬のボールの動きや人物の動きを撮影することが出来ます。
数値は、1/1000以上の数値で撮るといいようです。
P(Program)プログラム
『P』とは、プログラムモードのこと。シャッター速度と絞り数値(F値)をカメラが自動で調節する機能です。
その他の便利な撮影モード
シーンインテリジェントオート
カメラが全部、自動で調節してくれる撮影モード。
ストロボ発光禁止
ストロボでの発光が出来ない場所での撮影にふさわしいモードとなっています。手ぶれしやすいので、三脚で撮影できるといいですね。
CA クリエイティブオート
背景をぼかしたり、くっきりさせたり、ストロボ発行のあり、なしなどを簡単の選択できるモードです。簡単に背景をぼかして撮影したいときには、便利です。
ポートレート
背景をぼかして、人物にピントを合わせた写真を撮るモードとなっています。肌の色や髪の毛の色を柔らかな印象に撮ります。
風景
近くから遠くまでピントを合わせた風景写真に向いたモードとなっています。
クローズアップ
小物や花など、近くによって撮るのに相応しいモードとなっています。
スポーツ
シャッタースピードの速い、一瞬の動きも逃さない写真が撮れます。
SCN スペシャルシーン
シーンに応じた撮影モードを選ぶことが出来ます。
キッズ
子供の撮影をするのに相応しいモードとなっています。
料理
料理などの食べ物の色がきれいに映るようなモードになっています。
夜景ポートレート
夜景をバック(背景)にした人物写真を撮るのにふさわしいモードとなっています。
手持ち夜景
手持ちの夜景を撮影するのにふさわしいモードとなっています。4枚の写真を連続で撮影します。
HDR逆光補正
明るい部分と暗い部分の差が激しい場所での撮影に適しています。白く飛んでしまったり、黒くつぶれたりしないようにカメラが自動で調整して撮影します。3枚の写真を連続で撮影します。
まとめ
『一眼レフカメラ初心者講座|M/Av/Tv/Pとは何?Canon EOS Kissの撮影モードも解説』としてまとめてきました。一眼レフカメラを買ってはみたもののどんな撮影モードがあるのかよく分からないかたの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。